街中やランニングコースで、ボリュームのある厚底シューズランナーを見かけるようになりました。
いかにもジョギング上級者チックな人が、サラッと履きこなしています。
そんな、初心者ランナーにはちょっと憧れ的な? ジョギングシューズ、
HOKA(ホカ)。
実は気になっている人も多いんじゃないでしょうか。
HOKAは、ランニングシューズを中心に、トレイルランニングやハイキング、ウォーキング、ライフスタイルまで幅広いシューズを展開しているブランド。
特徴は、厚底です。
「こんなに厚くて、本当に走りやすいの?」
と思ってしまうほどの存在感があります。
ただ、気になってチェックしてみると、
- Clifton PRO
- Clifton
- Bondi
- Rincon
- Mach
など、
いろいろなシリーズがあって、正直迷います。
特にジョギング初心者の40代・50代にとっては、無知のまま上位モデルを選んでしまうのは避けたいところ。
この記事では、HOKAの特徴からシューズの種類、タイプ別の選び方などを整理しました。
HOKAのことをよく知らなかった人でも、自分に合う一足を見つけてもらえると思います。
- HOKAの厚底シューズが気になっているけど、自分に合うモデルがわからない
- これからジョギングを始めるので、走りやすく快適なシューズを選びたい
- 40代・50代でも無理なくジョギングを楽しむための一足を探している
HOKA(ホカ)ってどんなシューズ?

HOKAは、2009年にフランス・アヌシーで誕生したランニングシューズブランドです。
創業者は、山岳ランニングを愛するジャン・リュック・ディアード氏とニコラス・マーモッド氏で、
「下り坂をもっと速く、楽に走るにはどうすればいいか」
という想いから、
当時としては珍しかった、
大きく厚みのあるミッドソールを備えたシューズ
が誕生しました。
もともとは、山を走るランナーが快適かつ効率的に走る目的で作られた「厚底」ソール。
一般的なランニングシューズと比べても、ミッドソールにかなりのボリュームがあります。
そのため、
- 「重そう」
- 「走りにくそう」
- 「初心者に向いてないのでは?」
といった不安があるかもしれません。
でもHOKAのシューズは、クッション性を確保しつつ、足をスムーズに運ぶための設計も取り入れられています。
HOKA公式では、
- 「毎日の走りに軽さとクッション性」 ▶︎▶︎▶︎ Clifton 11
- 「ウルトラクッション」▶︎▶︎▶︎ Bondi 9
- 「スピードある走りを、日常的に」▶︎▶︎▶︎ Mach 7
といった感じで、毎日のジョギングから本格的なランニングまで、目的に合わせて選べるブランドへと進化しています。

同じHOKAでも、モデルによって走り心地や得意な用途は違います。
HOKA最大の特徴は「厚底」と「スムーズな足運び」


HOKAの象徴である厚底。
でも、魅力はそれだけではありません。
ソール形状などを利用して、着地から次の一歩へスムーズに体重を移動させる「MetaRocker™」という技術を採用しています。
HOKA公式では、
着地から蹴り出しまでの体重移動をスムーズにすることで、流れるような足運びを可能にする
と説明しています。
HOKAの特徴をひとことで表現するとしたら、
クッションで守りながら、前へ進みやすく
という感じ。
そのうえで、クッションの柔らかさや安定感、軽快さがモデルごとに違うので、
「HOKAなら何でもいい」
ではなく、
「自分にはどのHOKAが合うのか」
を念頭に探すことがポイントになります。
HOKAにはどんなシューズがある?


HOKAのシューズは、用途ごとにカテゴリーが分けられています。
まずは、全体像です。
| カテゴリー | 主な用途 |
|---|---|
| ロードランニング | ジョギング・ランニング |
| トレイルランニング | 山道・未舗装路 |
| ハイキング | 登山・アウトドア |
| ウォーキング | 日常の歩行 |
| ライフスタイル | 普段履き |
| リカバリー | ランニング後など |



文字通りだから、分かりやすいです。
ロードランニングは「タイプ」で選ぶ


ロードランニングの中でも、さらにタイプが分かれます。
「クッション性が欲しい人」と「軽快に走りたい人」では、
同じHOKAでも選ぶべきモデルは異なります。
いくつかのタイプがありますが、その中で6つをピックアップしました。
| こんな人 | タイプ | おすすめモデル |
|---|---|---|
| 毎日のジョギングを楽しみたい | バランス型 | Clifton 11 |
| クッション性を最優先したい | クッション重視型 | Bondi 9 |
| 足元の安定感を重視したい | 安定性重型 | Arahi 9 |
| 軽快に気持ちよく走りたい | 軽快型 | Rincon 5 |
| もっと軽快に走りたい | 軽快・スピード型 | Mach 7 |
| 本格的なランニングへ進みたい | パフォーマンス型 | Clifton PRO |
この分類は当ブログが分かりやすく整理したものです。(HOKA公式ではありません)
①バランス型|毎日のジョギングに


Clifton 11 -クリフトン 11
毎日のジョギングを楽しみたい
なら、このタイプ。
クッション性、軽さ、走りやすさのバランスが取れたモデルです。
HOKA公式でも、
「デイリーラン向けの頼れるトレーニングシューズ」
とされ、ランニングだけでなくウォーキングにも対応しています。



「初めてHOKAを買う」人なら、まず候補に入れてもらいたいタイプです。
②クッション重視型|とにかく快適に走りたい


Bondi 9 -ボンダイ 9
速さよりも快適さ
ゆっくり長く走りたい
という人なら、クッション重視型がおすすめです。
Bondi 9は、
「ウルトラクッション」
を前面に出しているモデル。
Clifton 11よりも重量はありますが、よりクッション性を重視したタイプです。



「HOKAらしい厚底をしっかり味わいたい」という人に向いています。
③安定性重視型|足元の安心感を求めたい


Arahi 9 -アラヒ 9
HOKAには、足元の安定性を意識したモデルもラインナップされています。
クッション性だけでなく、
足元の安定感が欲しい
という人向けのタイプ。
オーバープロネーションという、
「足が設置した際、足首やかかとが内側に必要以上に倒れ込んでしまう状態」
を軽減する構造になっています。



スタビリティシューズ(安定系シューズ)として知られています。
④軽快型|軽いシューズで気持ちよく走りたい


Rincon 5 -リンコン 5
クッション性は欲しい
軽快さも大切にしたい
そんな人におすすめのモデルです。
HOKAの中でも軽快さを重視したモデルで、ゆっくり走るだけでなく、少しペースを上げて走りたいときにも使いやすいのが特徴。



毎日のジョギングをテンポよく楽しめるモデルです。
⑤軽快・スピード型|もっと早く走りたい


Mach 7 -マッハ 7
ジョギングに慣れてくると、
もう少し速く走ってみたい
と、ちょっとした欲がでてくることも。
でもそれは、自分が成長している証拠ともいえます。
Mach 7のテーマは、
「スピードある走りを、日常的に」
軽快な走りを楽しみたい人向けのモデルです。



次のステップへの挑戦に最適です。
⑤パフォーマンス型|本格的なランニングへ


Clifton PRO -クリフトン プロ
ジョギングでは物足りない
10kmや大会に挑戦したい
もっと走りを追求したい
そんな人には、パフォーマンスを意識したモデルがあります。
HOKA公式では、
「走りを追求するランナーのためのデイリートレーナー」
と説明しています。



俊敏でキレのある走り心地が特徴です。
40代・50代の初心者ランナーなら、どのHOKAを選べばいい?


これまで紹介したモデルを、ジョギング初心者が選びやすいように整理してみました。
| モデル | タイプ | クッション | 安定性 | 軽快さ | 初心者おすすめ |
|---|---|---|---|---|---|
| Clifton 11 | バランス | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★★ |
| Bondi 9 | クッション | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| Arahi 9 | 安定性 | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| Rincon 5 | 軽快 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| Mach 7 | スピード | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
| Clifton PRO | パフォーマンス | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
※ジョギング初心者が選びやすいように、当ブログで整理したものです。
(HOKA公式の評価ではありません)
このなかから、
「40代・50代で、これからジョギングを始めたい」
という人は、どのモデルを選べばいいのか。
次の4モデルをおすすめします。
① 初めてHOKAを買う「Clifton 11」
どれを買えばいいか分からない
という人には、まずClifton 11がおすすめです。
Clifton 11がおすすめな人
- 初めてHOKAを購入する
- ジョギングを始めたい
- 軽快さとクッション性の両方が欲しい
- ジョギングとウォーキングの両方で使いたい
- 普段履きも含めて使いたい
ジョギングをこれから始める人や、まだ始めたばかりの人にとっては、
正直まだ自分にどれが合うのかも、わからないかもしれません。
まずはクッション性、軽さ、走りやすさのバランスが取れたシューズから始め、自分の好みを見つけていきましょう。
② 快適性を最優先「Bondi 9」
速く走ることより、気持ちよく走りたい
という人ならBondi 9。
HOKAの中でもクッション性を強く意識したモデルです。
Bondi 9がおすすめな人
- ゆっくり走りたい
- 長く走りたい
- 快適性を重視したい
- 厚底のクッションをしっかり味わいたい
40代・50代になると、若いころと同じように「速さ」だけを追いかける必要はありません。
休日に5km、10kmと気持ちよく走る
そんなジョギングなら、Bondi 9のようなクッション重視のシューズも魅力的です。
③ 安定感を重視「Arahi 9」
走るときの安定感が気になる
という人ならArahi 9。
HOKAのスタビリティモデルとして、足元の安定感を重視したシューズです。
Arahi 9がおすすめな人
- 走るときの足元の安定感を重視したい
- シューズの中で足がブレる感覚が気になる
- クッション性だけでなく安定感も欲しい
- ジョギングを長く続けていきたい
初心者の場合、まだ自分の走り方がわからないからこそ、シューズに安定感を求める人もいるでしょう。
「安定して走れること」を優先したいのであれば、Arahi 9を選択肢に入れてみてください。
特に、速さよりも「無理なく、安定して走る」ことを大切にしたい人には、相性のいい一足です。
④ 軽快に走りたい「Rincon 5」
できるだけ軽いシューズで、気持ちよく走りたい
という人ならRincon 5。
HOKAらしいクッション性を確保しながら、軽快な走りを楽しみやすいモデルです。
Rincon 5がおすすめな人
- 軽いシューズで走りたい
- 足元を軽快に動かしたい
- クッション性と軽さの両方が欲しい
- ゆっくり走るだけでなく、少しペースも上げたい
- ジョギングを軽快に楽しみたい
「厚底の安心感より、軽くて動きやすいシューズが好き」
という人なら、Rincon 5のほうが走る楽しさを感じられるかもしれません。
40代・50代からジョギングを始める場合でも、軽快さを重視したいならRincon 5は魅力的な選択肢です。
40代・50代のジョギングは「速さ」だけが目的じゃない


40代・50代になってからジョギングを始めるなら、
はじめから「速く走ること」を目的にしなくてもいいと思います。
仕事や家族の用事など、若いころのように自分の時間を自由に使えるわけではありません。
- 30分だけ走る
- 休日にゆっくり5km走る
- 少し遠回りして10km走る
そんな感じで、自分で決めた目標と向き合う時間は、とても貴重です。
せっかくのジョギングを「また走りたい」と思えること。
そのためには、自分の走力に合わないシューズを無理して選ぶより、
「気持ちよく走れる」
「履きたいと思える」
そんな一足を選びたいところです。
達成感とともに家に帰ってシャワーを浴び、家族と過ごす。
そんな時間も、40代・50代のジョギングの楽しみ方ではないでしょうか。
まとめ|自分に合うHOKAで、ジョギングを楽しもう


HOKAには、クッション性を重視したモデルから、安定性、軽快さ、スピードを重視したモデルまで、さまざまなランニングシューズがあります。
だからこそ、
「HOKAならどれを選べばいい?」
と迷ってしまうかもしれません。
そんなときは、まず自分がシューズに何を求めているのかを考えてみてください。
そして、走ることに慣れて、
自分が気持ちよく走れるシューズを見つけること
走ることが楽しくなれば、少しずつ距離を伸ばしたり、ペースを上げたり、新しい目標に挑戦したくなってきます。
まずは、お気に入りのHOKAを一足選んで、走り出してみましょう。

