アウトドアワゴンって、たくさんの荷物をらくらく運べるので、ピクニックやキャンプでとても便利ですよね。
でも、荷物を運び終わったあとは、意外と出番がなかったりしませんか?
その割にそこそこの大きさなので、車の積載量的にも悩みどころです。
そこでおすすめなのが、アウトドアワゴンのテーブル化。
ワゴンの上に天板を載せられるようにすれば、
「荷物を運ぶ」+「テーブルとして使う」
という2つの用途で活用できます。
市販の専用テーブルもありますが、せっかくなんでDIYで作ってみましょう。
難しい加工や特別な技術は必要なく、
ホームセンターで購入した木材と、身近な道具があれば、簡単に作ることが可能です。
しかも、材料費は2,000円程度で、DIY初心者でも大丈夫。
この記事では、実際に作ったアウトドアワゴン用テーブルをもとに、材料や作り方、作るときのポイントを紹介します。
- アウトドアワゴンを持っているけど、もう少し活用したい
- アウトドアワゴン用のテーブルを検討している
- ピクニックやキャンプに使えるテーブルを探している
アウトドアワゴン用テーブルにはどんなタイプがある?

アウトドアワゴン用のDIYテーブルを調べてみると、いろんなタイプがあります。
基本的には細長い板をすのこ状に並べたものが多いですが、大きく分けると3つのタイプに分類できます。
ボードタイプ
細長い板を並べ、裏側を板などで固定するシンプルなタイプ。
折りたたみはできませんが、構造がシンプルなので作りやすいです。
ロールタイプ
天板はボードタイプと似ていますが、
それぞれの板を布テープなどでつなぎ、巻いて収納できるタイプです。
収納や持ち運びなど、コンパクト性を求める場合はおすすめ。
パネルタイプ
天板を2~3枚に分け、蝶番などを使って折りたためるタイプ。
収納性は高くなりますが、しっかり折りたためるかなど金具の調整が難しそうです。
まとめてみると、
| テーブルタイプ | DIY難易度 | 使いやすさ | 運びやすさ |
|---|---|---|---|
| ボードタイプ | |||
| ロールタイプ | |||
| パネルタイプ |
ただ、DIYの技術レベルによっても違うし、使いやすさや運びやすさはそれぞれの環境次第。
とりあえず簡単に作ってみたいという人は、
ボードタイプがおすすめです。

木材を並べて固定するだけの簡単構造です。
アウトドアワゴン用テーブルのDIY材料


実際に使用した材料はこちらです。
- 木材……杉板(厚さ13mm × 幅45mm × 長さ1820mm)7本
- 木ネジ……3.5×20mmを36本
- 塗装溶剤……ワトコオイル ミディアムウォルナット
- サンドペーパー……#80、#240、#320
- 木工用ボンド
- 電動ドライバー
- 塗装用の刷毛
- 仕上げ用クロス
電動ドライバーはもともと所持していましたが、木材と塗装溶剤以外は、
100均で購入したものを使用しました。
材料費は、約2,000円前後です。
アウトドアワゴン用テーブルの作り方
今回の作業を大きく分けると、次の9工程になります。
- アウトドアワゴンを計測する
- テーブルサイズを決める
- 必要なパーツを割り出す
- 木材を購入する
- パーツを加工する
- パーツを塗装する
- 仮接着する
- ネジで固定する
- 完成
順番に紹介していきます。
① アウトドアワゴンを計測する
まずは、現在持っているワゴンのサイズを測ります。
この記事で登場するのは、QUICK CAMPのアウトドアワゴンです。
まず確認したいのは、
- ワゴンの幅
- ワゴンの長さ
- テーブルを支える位置
- レバーやフレームの位置
など。
特に重要なのが、
テーブルを載せたときにワゴンのどこで支えるか
です。
DIYの基本ですが、最初の計測やチェックはかなり重要です。
ここがズレると、完成してから「載らない」「ガタつく」といったことになってしまいます。





あらかじめワゴンの下絵を書いておき、計測しながら記入していくと効率的です。
② テーブルサイズを決める
ワゴンのサイズを測ったら、次にテーブルのサイズを決めましょう。
ワゴンより一回り大きい、
縦540mm × 横900mm
を仮設定しました。



ここでは自分が理想とするサイズを、ざっくりと決めればOKです。
また、テーブルを載せたときに、
- レバーに干渉しないか
- フレームに当たらないか
- バランスよく載るか
も確認しておきましょう。
「ワゴンのサイズ=そのままテーブルのサイズ」ではない
ので、実際に載せた状態をイメージしながら決めるのがポイントです。
③ 必要なパーツを割り出す
テーブルの理想サイズが決まったら、必要な木材のパーツを割り出していきます。
今回作ったテーブルは、細長い板をすのこ状に並べる構造のため、
- 天板パーツ:45mm × 540mmを18本
- 天板をまとめる支点パーツ:45mm × 880mmを2本
としました。
天板パーツの横幅45mmと、板と板の隙間を約5mmとして計算していきます。
横幅は想定の900mmに近い895mmとしました。





めんどうでも、細かく描いてみるほうが間違いが少ないです。
次に、木材の購入となりますが、そもそも木材がどんなサイズで売っているか分からないと思います。
できれば一度、ホームセンターで販売している木材の種類やサイズをチェックしておきましょう。
④ 木材を購入する
必要なパーツが決まったら、ホームセンターへ。
今回利用した杉板は、
45mm × 3640mm
と、その半分の
45mm × 1820mm
が販売されていました。
必要なパーツから計算した結果、今回は、
45mm × 1820mmの杉板を7本
購入しました。





ホームセンターへ行くときは、必要なパーツのサイズを書いたメモや簡単な図を持っていくのがおすすめです。
⑤ パーツを加工する
購入した木材を必要なサイズにカットします。
「木材を切るのはちょっと苦手……」
という人は、ホームセンターのカットサービスを利用するのもおすすめです。
僕の場合は、カット代を節約したかったので、自分でコツコツとカットしました。



切れ端が多少きたなくても、DIYの「味」です。
やすりがけは丁寧に
まずは#80の粗目で、切断面のガザガザした部分を整えます。
次に#240で角を落として面取り。
最後に細目のサンドペーパーで、テーブル面も軽く整えました。
角を少し丸めるだけでも、実際に触ったときの感触がかなり変わります。
見た目だけでなく、
完成したテーブルの使い心地に関わる部分なので、しっかり作業しましょう。





上がヤスリ前で、下がヤスリ後です。エッジの柔らかさが変わります。
⑥ パーツを塗装する
木材の加工が終わったら、塗装します。
今回は、
ワトコオイル ミディアムウォルナット
を使用しました。
ナチュラルな木の色が好きなら、透明に近い塗装材を選んでもいいと思います。
自分好みの色にできるのが、DIYのメリット
ですね。
持ち運ぶときに裏面も見えるので、裏側もしっかり塗装しましょう。




⑦ 仮接着する
塗装が乾いたら、いよいよ組み立てです。
いきなりネジで固定するのではなく、まず木工用ボンドで仮接着します。
仮接着しておけば、位置が少しズレても調整できます。
DIY初心者の失敗を防ぐポイントは、
最初から完全に固定してしまわないこと
です。
⑧ ネジで固定する
仮接着ができたら、木ネジで固定します。
そのままネジを打つより、最初にキリなどで下穴を開けておくとネジが入りやすくなります。
木材が割れるのを防ぐ意味でも、下穴を開けておくと安心です。
あとは、ズレがないことを確認しながら順番に固定していきます。
⑨ 完成!


100均のノコギリを使っていたため、切断面が少しガタガタしてしまいました。
でも、それも含めて自分で作ったもの。
ウォルナットカラーと黒いビスの組み合わせもいい感じです。



自分で作ったキャンプギアは愛着が湧きます。
実際にアウトドアワゴンテーブルを使ってみた


完成したテーブルを、実際にアウトドアワゴンに載せてみました。
アウトドアワゴンとして荷物を運び、荷物を降ろしたあとはテーブルとして使う。
これなら、今まで「荷物を運ぶこと」が中心だったワゴンを、もう一つの用途でも活用できます。
実際にキャンプにも持っていきましたが、自分で作ったテーブルで家族や友人と食事をしたり、お酒を飲んだりするのは、やっぱり格別です。
DIY初心者でも作るための3つのポイント


今回実際に作ってみて、これから作る人に伝えたいポイントを3つにまとめます。
① 最初のサイズ計測は丁寧に
一番大切なのは、最初の計測。
自分のワゴンに合わせて作るDIYなので、ここを間違えると完成後にサイズが合わなくなってしまいます。
ワゴンの幅や長さだけでなく、レバーやフレームの位置まで確認しておきましょう。
② 木材のカットは無理をしない
「DIYだから、全部自分でやらないといけない」
と考える必要はありません。
ホームセンターのカットサービスを利用すれば、木材を切る工程をかなり簡単にできます。
DIY初心者なら、できるところだけ自分でやるくらいでも十分です。
③ やすりがけは手を抜かない
今回、実際に作ってみて一番おすすめしたいのが、やすりがけです。
切断面のガザガザを整え、角を少し落とすだけでも、完成後の触り心地が変わります。
DIYは「作ること」だけではなく、
少しずつ手を加えて完成度を上げていく
つもりで、過程も楽しみましょう。
アウトドアワゴン用テーブルを自作するメリット・注意点
実際に作って使ってみると、メリットだけでなく注意点もあります。
自作するメリット
- 自分のワゴンに合わせてサイズを決められる
- 好きな色やデザインにできる
- 市販品にはないオリジナル感がある
- アウトドアワゴンの用途を増やせる
- DIYそのものを楽しめる
一方で、
- 木材を加工する手間がかかる
- ワゴンによっては今回と同じサイズでは作れない
- 木材なので、それなりの重量になる
- 折りたたみ式などに比べると収納性は劣る
といった点には注意が必要です。
まとめ|アウトドアワゴン用テーブルを簡単DIY!自作方法と材料を紹介


アウトドアワゴンは、荷物を運ぶだけでも十分便利なアイテムです。
でも、少し手を加えてテーブルとして使えるようにすると、
「運ぶ」+「テーブル」
という2つの用途で活用できます。
今回作ったテーブルは、材料費約2,000円。
木材はホームセンターで購入し、木ネジやサンドペーパーなどには100均の商品も使いました。
もちろん、木材を切ったり、やすりをかけたりと、多少の手間はかかります。
でも実際に作ってみると、
「思っていたより、DIYって楽しい」
というのが正直な感想です。
フリーハンドで描いた下書きから、だんだんとパーツができあがり、少しずつ形になる過程はまさに大人のプラモデルですね。
特別な技術がなくても、ホームセンターのカットサービスなどを利用すれば、さらにハードルを下げることもできます。
そして何より、自分で作ったものをキャンプで実際に使うのは楽しいもの。
アウトドアワゴンを持っているけれど、もう少し活用したい。
そんな人はぜひ、
自分のワゴンに合わせたオリジナルテーブル作り
に挑戦してみてください。

